換気をしたのにお部屋の中のニオイが取れない、飲食店を出たあともずっと店のニオイがする、という経験はありませんか?
それは、お部屋の壁紙や着ている服にニオイが付着しているからだと言われています。
ニオイが付着する、とは一体どういうことなのか、簡単にご説明いたします。
ニオイの元になるのは、呼吸の際に鼻に吸い込まれる非常に細かい粒子だとされています。
このニオイ粒子が壁や衣服に付着し続けている限り、換気や場所を変えても再び少しずつ空気中に漂って鼻に吸い込まれ、ニオイを感じることとなります。
粒子が付着する理由にはいくつかありますが、代表的なものは以下の4つと言われています。
・繊維の隙間や壁の表面の小さな凹凸に入り込む
衣服やお部屋の壁紙、ソファやカーテンなど粒子が入り込む隙間はたくさんあります。
・皮脂などの脂に取り込まれる
髪についたニオイがとれないといった場合はこの可能性があります。
・静電気でくっつく
粒子は非常に小さく軽いため、少しの静電気でも簡単にくっつきます。
・化学的に結合する
なかには消臭に特殊な薬が必要とされているものもあります。
それぞれ粒子の付着する理由によって、適切な消臭脱臭の方法も変わります。
どうしてもニオイが消えないときは、消臭のプロの力を借りましょう。