ペットを飼っていると自然に部屋にペットの臭いが残ってしまいます。どんなにペットのことが好きだという方でも、「ペット臭だけはどうしても気になる」「お客さんが来たときが心配」というような状況はあります。ここでは、ペット臭の原因や対策を紹介したいと思います。ペット臭というのはペットの体から出る分泌物や老廃物が酸化することで発生する雑菌が原因になります。ペットは汗をかきませんが、尿や糞から発する臭いやペットのエサといった独特な臭いもペット臭の原因になるのです。つまり、ペットのトイレとエサに対して、どういった対策を取るかで部屋のペット臭が変わってくるのです。そもそも、ペット臭の原因は前述の通り雑菌です。この雑菌が繁殖することで、臭いが部屋に広がってしまいます。つまり、雑菌を何とかすることができれば、完全にとは言いませんが臭いも抑えることが出来るのです。雑菌が繁殖しやすい環境というのは、高温多湿の環境を指します。例えば、風通しが悪く温かい場所にペットのトイレやエサがあると雑菌の繁殖を促してしまいます。そして、繁殖した雑菌は空気中を浮遊し、カーテンやカーペット、壁紙といった表面積の大きいものに吸着されます。カーテンやカーペットのように洗えるものに関しては、定期的に洗うことで雑菌を落とし、結果的にペット臭を落とすことが出来ます。そして、部屋の入口と窓を開けるなどして部屋の換気を習慣的に行いましょう。換気をすれば空気の入れ替えと乾燥を同時に行えるので、高温多湿という環境を崩すことが出来ます。しかし、梅雨など、換気しても湿気が多くなる時期もあります。そういったときはペット専用の消臭殺菌スプレーなどを使いましょう。それでも、部屋のペット臭が気になるという場合には、業者に依頼し部屋の消臭をしてもらいましょう。