毎日掃除をしていても、暑くなってくると気になるのが水回りの臭い。キッチンの排水口やお風呂、洗面所などは生ゴミや皮脂汚れが溜まるために、もともとカビや微生物が発生しやすいのですが、気温が高くなってくるとこの働きが盛んになります。そこで、今回は水回りの臭い対策についていくつかご紹介します。まず、キッチンの排水口の臭い対策として、排水口の温度に気をつけましょう。カビや微生物の活動を抑えるためには、排水口まわりが30度から40度の雑菌繁殖の適温状態にならないようにすることが大切です。熱湯をかけて、その後は氷を使って一気に冷やすと良いでしょう。次にお風呂の壁や床に付いた石鹸カスを取り除きましょう。カビは、石鹸カスや体を洗浄するときに出るアカなどを好みます。お風呂の使用後は、壁や床に残った石鹸カスなどを熱めのお湯で流し、仕上げに冷たい水をかけるようにしましょう。さらに、お風呂場に残った水滴も拭き取っておくと良いでしょう。暑い季節の水回りは湿度や温度をできる限り下げるよう心がける、というのがポイントです。また最近では、様々な香りの消臭グッズも出回っていますので、お掃除の際に上手く使って湿度や温度が高くなる季節を乗り切りたいですね。