消臭をやろうとする時には薬局などで販売されている消臭剤や脱臭剤、芳香剤を利用することが多いでしょう。皆さまはこの3つの違いをご存知でしょうか。名前が違うだけで、種類は変わらないと思われているかもしれません。しかし、それぞれの臭いに対する働きによって名前は使い分けられていますので、今回は消臭や脱臭にどういった違いがあるのかを見ていきましょう。 まずは消臭です。消臭は化学的に臭いの成分を無臭の成分に変えることで臭いを消す仕組みになっています。例えば薬剤であれば空中に散布し、臭いを無臭にしてしまうものを消臭と言って良いのです。このやり方は化学的消臭法と呼ばれています。 実は芳香剤はこの消臭の仲間であると言えます。芳香剤は良い香りのする成分を空気中に撒いて、嫌な臭いを気にならないようにする仕組みです。臭いを消している訳ではありませんが、臭いが目立たないようにしています。感覚的消臭法と呼ばれるやり方で臭いがしないようにしているのです。 脱臭は物理的消臭法と呼ばれています。脱臭に分類されるのは活性炭などですが、これは臭いを化学的に消している訳でも他の臭いで誤魔化している訳でもなく、活性炭や活性粘土の吸着性に着目して臭い成分を吸着させているのです。臭い成分が空気中にないことで、臭いもしなくなるという形になります。 消臭、脱臭、芳香にはこのような違いがあるのです。当サイトにご相談いただければ、どの作業でも扱える消臭の業者を見つけることができますのでぜひともおまかせください。