「消臭」と「脱臭」よく似た言葉で同じ意味としてとらえている方も多いでしょう。しかし、それぞれ違う意味合いを持つ言葉で、実際の作業もアプローチ方法に違いが出ることもあります。その違いを理解して効果的な臭い対策に役立ててみましょう。
まず、脱臭とは臭いのもとになる物質を取り除く作業で、基本的には物理的な対策となります。例えるなら、活性炭などを置いて臭いを消し去る方法がそれにあたります。
次に消臭ですが、臭いのもとを科学的にほかの成分へ変えてしまう方法を指します。例えば、消臭剤などで臭いのもとを中和する作業をイメージすると良いでしょう。
よくある勘違いとして、芳香剤などを設置して臭いが消えていると感じることもありますが、より強い香りで臭いを感じなくしているだけで、臭い自体はその場所に存在しています。芳香剤の効果が切れれば臭いが再発することもあるので注意しましょう。
このように臭いに対するアプローチは色々な種類がありますが、何をチョイスしていいのかわからない方もたくさんいらっしゃるでしょう。
消臭・脱臭のプロは、正確な作業を提供するだけではなく、疑問点に答えるなどのフォローもおこなっていますので、ときにはプロのアドバイスをもらいながら効果的に消臭・脱臭対策を行っていきたいものですね。