これから夏に向かいますが、暑い季節はものが腐敗しやすくなり、匂いが気になる季節です。
トイレの中や車の中、いたるところに気になる匂いはあふれています。ちょっと匂いが気になったら、まず試してみるのは市販でも簡単に手に入る消臭剤や脱臭剤だと思われます。
消臭と脱臭は何が違うのでしょうか。匂いが消えると書く「消臭」は、頼りがいがありそうですが、匂いのもとには作用せず化学物質の反応を利用して匂いを薄めているだけという表現が適切なようです。そのため匂いの種類によっては、根本的な解決とはならない模様。匂いが気にならなくなれば「消臭」といえるので、トイレや車の消臭剤なるそのものに強いにおいが付いているものが多いのも納得です。脱臭は、匂いを物理的に取り除くことをさします。活性炭や活性粘度などに吸着させて、匂いのもとを消しているのです。脱臭剤を使えば無臭の状態に近づくということですが、そのためにほんのりいい香りを漂わせることはできないようです。場所によって使い分けるのがいいですね。
しつこい嫌な臭いはしつこいもの。かいぜんされないときには、消臭・脱臭のプロに相談してみましょう。