気温が高い日が続いています。日本の夏は高温多湿なのが常ですが、特にこの時期注意が必要なのが食中毒の問題といえるでしょう。 食中毒は今の時期、夏を中心に起きやすいです。 夏は食品の腐敗が進みやすく、湿度が高いために様々な病原性の細菌やウィルスが繁殖しやすい環境になっています。 代表的な例が、O-157を始めとする病原性大腸菌による食中毒ではないでしょうか。 また、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌、ボツリヌス菌などの細菌類による食中毒は重症化することも多く、病原性大腸菌による食中毒とともに、幼児や高齢者の死亡者が出ることもありえます。 また、熱さの気になる時期にはレジャーに出かけた観光客が、宿泊先や食事を取った飲食店などで食中毒に罹患する、ということが起きやすいですね。 調理時の管理不徹底だけでなく、利用される材料の管理も予防には大切です。 一般家庭以上に食中毒への対策が必要な宿泊施設や飲食店ですが、厨房の規模が大きくなるに連れて対策を行うのが大変な場合も多いようです。 そうした場合は、消毒を専門に行う業者に厨房などの洗浄、消毒をご依頼されてはいかがでしょうか。 転ばぬ先の杖、食中毒の前の消毒で、被害を未然に防ぐのも、食品を提供する側としての義務といえるでしょう。